現地時間5月8日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)の準決勝・第2レグで、バイエルンはレアル・マドリーと敵地で対戦。1-2で逆転負けを喫し、アグリゲートスコア3-4で敗退が決定した。
ホームでの第1レグを2-2で引き分けたバイエルンは、序盤の猛攻に耐えると、68分にアルフォンソ・デイビスの鮮烈なゴールで先制に成功する。
しかし88分、ヴィニシウス・ジュニオールのシュートをGKマヌエル・ノイアーはキャッチし損ねたところをホセルに詰められて追い付かれると、アディショナルタイム1分にもホセルのシュートで被弾。わずか3分で逆転を許すまさかの展開となった。
【動画】ノイアーが痛恨ミス。マドリーが88分から3分で2ゴールの大逆転!
前日にパリ・サンジェルマンを破ったドルトムントがファイナル進出を決め、バイエルンが勝てば、2011-12シーズン以来となるドイツ勢対決の決勝がその時と同じ聖地ウェンブリーで実現していただけに、母国メディアも落胆を隠しきれない。
ドイツ紙『Bild』は「バイエルンのドラマ! なんて酷いことだ!ドイツのウェンブリー2.0の夢が砕け散った」と報道。「ノイアーのミスとアディショナルタイムの土壇場でのノックアウトという二重の衝撃」と伝えている。
この瞬間、バイエルンは無冠が確定した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部