また…出雲市の学校給食に針金状の金属片混入 市内では今年3月にリング状の金属片も

島根県出雲市の中学校で、8日、学校給食の中に細長い金属片が入っているのが見付かりました。
健康被害などの情報はないということです。
出雲市内では今年3月にも学校給食から金属片が見付かっています。

金属片が見付かったのは出雲市立斐川西中学校の3年生の教室です。
おかずの「おかかあえ」を盛り付けていた生徒が、食缶の中にあるのを見付けて
担任に報告しました。

見付かったのは太さ1ミリほどの折れ曲がった針金状の金属片で、長い所の差し渡しが4.5センチほどあり、伸ばすと9センチ位になりそうで、硬くて磁石に付くということです。

給食を作ったのは市内の斐川学校給食センターで、同じ給食が提供された市内の小中学校10校などに連絡したものの、多くはすでに喫食済みでした。

他に健康被害はなく、新たな異物も見付かりませんでした。

また給食センターの設備や調理器具の点検で異常はなく、食材についても金属探知機を使ってチェックされていたということです。

市では金属片を専門機関に送り、混入経路や原因を調べると共に、9日の給食については十分に確認を行った上で予定通り実施予定ということです。

出雲市内では今年3月にも、別の学校給食センターが調理した給食からリング状の金属片が見付かっています。

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