サミュエル・L・ジャクソンとヘンリー・ゴールディング、心理SFスリラー新作で共演へ

サミュエル・L・ジャクソンとヘンリー・ゴールディングが心理SFスリラー映画『ヘッド・ゲームズ』にキャスト入りした。『モンスター:その瞳の奥に』のアンソニー・マンドラーが監督を担う同新作は、今月開催されるカンヌ国際映画祭併設の見本市マルシェ・ドゥ・フィルムで注目を集めることになりそうだ。

同作でヘンリーは、神経機能代替会社の創設者グラハム(サミュエル)のパーソナルシェフとして自宅に潜入し、グラハムの過激な新発明を盗もうとする産業スパイ役を演じる。しかし真相が明らかになってゆく中、事態は想像のつかない展開を迎え、2人の間でのマインドゲームが始まる。

コリン・リドルによる脚本をもとに10月に撮影開始予定の『ヘッド・ゲームズ』について、マンドラー監督は「この素晴らしい脚本に命を吹き込むことに非常に興奮しています」「『ヘッド・ゲームズ』は、私たちが現実と捉えるものと、私たちの目の前で最終的にフィクションと成りえるものとの境界線を押す推進力のあるストーリーです。グラハムとジェイコブを体現するのにサミュエルとヘンリー以上に適した俳優を思いつきません」と意気込みを語っている。

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