ビリー・アイリッシュ、ニューアルバムのリスニングイベントを映画館でも開催へ

ビリー・アイリッシュが、「ヒット・ハード・アンド・ソフト – ア・リスニング・イベント・プレゼンテッド・バイ・アップル・ミュージック」を映画館でも開催する。ロサンゼルスとニューヨークで開催されるリスニングイベントに参加できない人も、5月16日(木)と17日(金)に北米のAMCシアターでニューアルバムを聴くことができる。

ビリーは、自身のインスタグラムのストーリーで、「LAやNYに行けない人のために特別なものを用意したわ」と告知した。

チケットは5ドル(約800円)で、AMC ケアーズ・チャリタブル・ファンドへの寄付が含まれる。

一方で15日(水)にブルックリンのバークレイズ・センター、16日(木)にロサンゼルスのキア・フォーラムで開催される無料リスニングパーティーのチケットは、すぐに定員に達していた。

サードアルバム『ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト』が今月17日に発売されるビリー、同新作を引っ提げ今年9月から来年7月までのツアーを開催する。北米とカナダを皮切りに、翌年2月にオーストラリアに向かい、ヨーロッパにも渡って、アイルランドのダブリンで幕を閉じる予定だ。

ビリーは今月初め、待望の新作アルバムのトラックリストを発表、『スキニー』『ランチ』『ザ・ダイナー』『バーズ・オブ・ア・フェザー』『チヒロ』『ザ・グレイテスト』などを含む10曲が収録されている。

そんなビリーは以前、自分と兄のフィネアス・オコネルがどのようにして「他の人のことをあまり考えずに」曲を書いたかについて、アップルミュージック1のDJゼイン・ロウにこう語っている。「何かを発表するたびに、自分のヌードが少しリークしたような気がする」「このアルバムは特にそうだと思う。フィネアスと私がこの作品を聞かせた時、何人かの人にこう言ったの。私たちは、誰かから『決して聴かれることのないアルバムを作ってほしい、他人の耳や意見など何も気にする必要はない。契約ではアルバムを作ることになっているが、誰も聴かないものを』と言われたようなアルバムを作ったって」「ほとんど自分たちで作った。アルバム制作中、他の人のことはあまり考えなかった」

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