バスケットボール男子・Bリーグ1部(B1)の佐賀バルーナーズの田畠寿太郎社長(51)や山下泰弘主将(37)、狩野祐介選手(34)、チェイス・フィーラー選手(31)らが8日、佐賀市の佐賀新聞社を訪問した。創設から6年目で初挑戦したB1でのシーズン終了を報告した。
バルーナーズは29勝31敗で西地区5位となり、昇格初年度の歴代最高勝率を更新してシーズン終盤までプレーオフ争いも演じた。山下主将は「初のB1は不安の中でのスタートだったが、チーム全員の力でここまで来ることができた。ファンの後押しもうれしかった」と語った。
今シーズンから本拠地になったSAGAアリーナ(同市)には延べ15万人を超えるブースター(ファン)が来場した。最終戦には約7600人が詰めかけ、田畠社長は「選手もスタッフもビラ配りなど、コート外で稼働してくれて集客につながった」と振り返った。
佐賀新聞社の中尾清一郎社長は「1年目で結果を残したので2年目が大変だが、バルーナーズの活躍が多くの人に喜びをもたらしているはず」と、来シーズン以降のさらなる活躍を期待した。(北川尊教)