米ウィンリゾーツが2024年1Q業績発表、マカオ事業の営業収益が66.4%増に

ウィンマカオ社の旗艦IR施設「ウィンパレス」正面外観(資料)=マカオ・コタイ地区にて本紙撮影

 マカオでウィンマカオ(マカオ半島新口岸地区)及びウィンパレス(コタイ地区)の両カジノIR(統合型リゾート)施設を運営するウィンマカオ社の親会社にあたる米ウィンリゾーツはマカオ時間5月8日、今年第1四半期(2024年1〜3月)の米国会計基準による監査前業績を発表。

 同社の今年第1四半期のマカオ事業における営業収益は前年同時期から66.4%増の9.986億米ドル(日本円換算:約1553億円)に。調整後プロパティEBITDARについても117.9%増の3.396億米ドル(約528億円)の黒字となった。

 施設別では、ウィンパレスの営業収益が58.9%増の5.869億米ドル(約913億円)、調整後プロパティEBITDARが82.2%増の2.024億米ドル(約315億円)、ウィンマカオの営業収益が78.6%増の4.117億米ドル(約640億円)、調整後プロパティEBITDARが206.6%増の1.372億米ドル(約213億円)。

マカオのカジノ市場はアフターコロナとなった昨年の年初から回復が進んでおり、今年第1四半期も勢いを持続した。

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