「また同じことが起きた」マドリーのアンチェロッティ監督、ベルナベウでの大逆転劇に興奮!「劣勢に立たされても負けない強さがあった」

現地時間5月9日に開催されたチャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで、レアル・マドリーはバイエルンとホームで対戦。2-1で逆転勝利を飾った。

マドリーはスコアレスで迎えた68分に、アルフォンソ・デイビスに強烈なミドルシュートを叩き込まれて先制を許す。

しかし88分、ヴィニシウス・ジュニオールのシュートのこぼれ球を途中出場のホセルが押し込んで同点ゴールを奪うと、後半アディショナルタイムにも、アントニオ・リュディガーの折り返しにホセルが合わせて逆転に成功。アグリゲートスコア4-3で勝利して、2シーズンぶりの決勝進出を果たした。

【動画】ホセルが3分で2ゴール、マドリーが大逆転勝利!
UEFAの公式サイトによると、マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、これまで幾度となくドラマを生んできた本拠地サンティアゴ・ベルナベウでの逆転劇を「また同じことが起きた。これまで何度も起こしてきたことだ。後押ししてくれるファン、素晴らしいスタジアム、信じることをやめない選手たち。まさに魔法のようだ」と喜んだ。

「難しい試合だったが、劣勢に立たされても負けない強さがあった。ファンが助けてくれたんだ。彼らはファンタスティックだった。それが選手たちにも伝染したんだ」

また、途中出場から終盤に2ゴールを奪い、勝利の立役者となったホセルには、「今シーズン、それほど出場時間は多くないが、必要なときにいつも多くのことをもたらしてくれる。自信を失うことはなく、常にチームの事を考えてくれている」と賛辞を贈っている。

勢いそのままにマドリーは15度目のCL制覇を成し遂げられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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