審判からは謝罪も…バイエルンDFデ・リフトは判定に納得できず「本当に残念」

バイエルンに所属しているオランダ代表DFマタイス・デ・リフトがレアル・マドリード戦の判定への不満を語った。

チャンピオンズリーグ(CL)・準決勝セカンドレグが8日に行われ、バイエルンはレアル・マドリードと対戦。ファーストレグを2-2で折り返して迎えた敵地での一戦は68分にアルフォンソ・デイヴィスが先制点を挙げたものの、88分にホセルに同点弾を許すと、90+1分にもホセルに勝ち越しゴールを奪われ、1-2で逆転負けを喫し、敗退となった。

それでも、勝ち越しを許した後の90+13分にはデ・リフトがゴールネットを揺らすシュートを放ったものの、直前のプレーが流されることなくすぐさまオフサイドと判定され、主審が笛を吹いたため、ゴールは認められず。レアル・マドリードの勝ち越しの場面では最後までプレーが続けられた後に確認されていたのにもかかわらず、それが許されなかったことにバイエルン側は猛抗議をしたが、判定は変わらずにそのままプレー続行となり、試合はこのまま終了した。

試合後、この場面について聞かれたデ・リフトは『BeIN SPORTS』で「オフサイドであるなら、オフサイドだ。だが、ルールが作られたと思う。そのルールによると、明確なオフサイドでなければ、そして僕自身もオフサイドかは正確にはわからないが、プレーを続けなければならないはずだ。試合の最終盤でこのようなことが起きれば、本当に大きなミスだと思う」と審判団への不満を口にしながら、次のように続けた。

「本当に残念だし、恥ずべきことだ。オフサイドかどうかはわからない。それを確認すればいい。だが、確認をしなければどうやってわかるんだ? ホセルの2点目はもう少しでオフサイドだった。そこでもし笛が吹かれていれば、何も起こらなかった。本当に恥ずべきことだよ」

さらに、旗を上げた副審から試合後には「申し訳ない。私が間違えた」と言われたことを苦笑いしながら明かしたデ・リフトだが、「最終的に僕は審判のせいで勝ち負けが決まったと言いたいタイプの選手ではないから、2-1に終わったのだからマドリードが勝ちに値したと思う。それでも、ルールはルールだ。僕が言えることはそれだけだ」と語った。

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