カブス・鈴木誠也がマイナーで実戦復帰 2安打&積極走塁で完全復活アピール

◆ 鈴木誠也がマイナー復帰戦で2安打

右脇腹痛により負傷者リストに入っているシカゴ・カブスの鈴木誠也外野手(29)が現地時間8日、球団傘下3Aアイオワ・カブスの公式戦で実戦復帰。「2番・右翼手」で先発出場し、2安打を放った。

鈴木は初回の第1打席、無死一塁から内角のフォーシームを上手く捌いて右前安打を放つと、右翼手が三塁へ送球する間に二塁へ到達。さらにこの送球がスタンドに入り、鈴木は三塁へ進塁した。

2回裏の第2打席では、甘く入ったチェンジアップを捉え、中前安打。次打者マービスの中前安打で一気に三塁を陥れた。

4回裏の第3打席は四球で出塁。次打者マービスへの2球目で二塁への盗塁に成功した。この後5回表まで守備に就き、5回裏に打順が回ってきたところで代打が送られ、ベンチへ下がった。

この試合の鈴木は2打数2安打、1四球、1盗塁。3打席全てで出塁し、積極走塁を披露。現地時間10日から始まるパイレーツ3連戦での復帰に向け、復調をアピールした。

今季3年目の鈴木は、開幕から15試合に出場し、打率.305、3本塁打、13打点、OPS.893をマーク。日本人選手第1号本塁打を放つなど好調なスタートを切っていたが、現地時間4月15日に負傷者リスト入り。約3週間ぶりの実戦復帰を果たした。

© 株式会社シーソーゲーム