「一晩中、救ってくれていたマヌが…」バイエルンのトゥヘル監督、守護神ノイアーの痛恨ミスに嘆き「あと100年経っても犯さないようなミスをした」

バイエルンは現地時間5月8日、チャンピオンズリーグ(CL)の準決勝・第2レグでレアル・マドリーと敵地で対戦。1-2で逆転負けを喫し、2戦合計3-4で敗退した。

ホームでの第1レグを2-2で終えたなか、バイエルンは68分にアルフォンソ・デイビスの鮮烈なゴールで先制に成功する。

しかし88分、ヴィニシウス・ジュニオールのシュートを守護神マヌエル・ノイアーがキャッチできず。こぼれ球をホセルに押し込まれて同点とされると、アディショナルタイムにも、クロスからホセルに決められて逆転弾を献上。終盤のわずか3分間で2点を奪われてしまった。

【動画】ノイアーが痛恨ミス。マドリーが88分から3分間で2ゴールの大逆転!
UEFAの公式サイトによると、バイエルンのトーマス・トゥヘル監督は、「立ち直るには時間がかかるだろう。ただ、ピッチ上で全てを出し切っての敗戦でもある」と試合を振り返った。

「もちろん、受け入れるのは難しい。それでも現実であり、後悔はない。しかし、負傷や足をつっている選手が多すぎた。前線で先発した4人は、最後には全員がピッチを離れた」

また、この試合で好セーブを連発するも、痛恨のミスからゴールを許したGKノイアーについては「一晩中、私たちを救ってくれていたマヌが、あと100年経っても犯さないようなミスをしてしまった」と述べている。

なお、4季ぶりのCL決勝を逃したバイエルンは、今季の無冠が決定した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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