新型コロナ、5週連続で減少 三重県内感染状況

 三重県は8日、先週(先月29日―今月5日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。1医療機関あたりの新規感染者は平均1.25人で、前週比で39%の減少。5週連続で減少した。

 県によると、県内の1日あたりの新規感染者数は、前週より約70人少ない約80人と推計される。入院患者数は前週同一曜日比35人減の65人。重症者は1人減の1人となった。

 保健所管内別の一医療機関あたり新規感染者数は、桑名4.3人▽四日市0.4人▽鈴鹿0.2人▽津0.82人▽松阪0.5人▽伊勢1人▽伊賀1.38人▽尾鷲2人▽熊野1人―となった。

 感染症対策課は「新規感染者は引き続き減少傾向で、人数としても低く推移している」としつつ「例年は5月の連休後に感染者が増える傾向にあるため、今後の状況を注視したい」としている。

© 株式会社伊勢新聞社