コミュニティマネージャーの解雇、DLC配信の是非を求める「民主的な方法」…PSN必須化撤回騒動で混乱続くSteam版『HELLDIVERS 2』

コミュニティマネージャーの解雇、DLC配信の是非を求める「民主的な方法」…PSN必須化撤回騒動で混乱続くSteam版『HELLDIVERS 2』

PSNとの連携必須化(後に撤回)が大きな波紋を呼んだSteam版『HELLDIVERS 2』ですが、同作はなおも混乱を抱えているようです。

Steamへの否定的レビューを呼び掛けたコミュニティマネージャーは結局解雇

弊誌では先日、『HELLDIVERS 2』の開発元であるArrowhead Game Studiosのコミュニティ・マネージャーであるSpitz氏が「失業しかけた」という記事を掲載しましたが、その後海外メディアGamesRaderの記事によれば、Spitz氏は既に同スタジオのコミュニティ・マネージャーではなく、しかも自主的な離脱ではないという事で、すでに氏が同社を解雇されていたことが明らかになりました。Spitz氏は「否定的レビューや返金を呼び掛けた自分の発言がリスクを負っていたことはわかっていました。コミュニティを代表するのが私の仕事でした。私はお気に入りのスタジオで働くチャンスを得た。そして幸せな気分で立ち去ることができるし、私が今でも尊敬している人々に迷惑をかけてほしくない。」と述べ、所属していた会社に感謝の意を述べています。

DLCの配信時期について「民主的な方法で」呼びかける

以前より『HELLDIVERS 2』のDLCとして10ドルの「Premium Warbond: Polar Patriots」が日本時間の5月10日に登場予定と伝えられていましたが、海外メディアPCGamerの記事によればPSN必須化騒動を巡る混乱を受けて疑念が高まっている状況でDLC配信するのは如何なものか?という声が上がったという事で、「真に民主的な方法で世論調査を行う」ことが報じられています。

その世論調査とはXのアンケート機能を利用したもの。本作のクリエイティブディレクターであるJohan Pilestedt氏のXアカウントでは「真に民主的な方法で投票を行うことにしました」と述べられており、その選択は「(予定通り)明日リリースする」「リリースを遅らせる」の2択となっています。投票時間は日本時間の5月9日17時までとなっていますが、本記事を執筆している9時の時点では「明日リリース」がおよそ7割の票を獲得しており優勢のようです。


『HELLDIVERS 2』は、PC(Steam)/PS5で配信中です。

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