「やばいね。信じられないよ」母国で古巣と対戦! マドリー至宝ベリンガム、“激エモ”CL決勝に大興奮。5番先達ジダンへの熱い想いも

ジュード・ベリンガムは、最高峰の舞台で実現する古巣対戦に興奮を隠せない様子だ。欧州サッカー連盟の公式サイトがコメントを伝えている。

レアル・マドリーは現地時間5月8日、チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで、バイエルン・ミュンヘンとホームで対戦。第1レグは2-2で終えたなか、最終盤のホセルの連続得点で2-1の劇的勝利を収め、2戦合計4-3で、最多を更新する15度目の優勝に王手を懸けた。

決勝で立ちはだかるのは、ドルトムント。そう、ベリンガムが昨シーズンまでプレーしていたクラブだ。今やマドリーの顔となった20歳の至宝は、再会を前にこう語った。

「やばいね。信じられないよ。それは今、現実のものとなった。僕にとって初めてのファイナル。舞台はイングランド(ウェンブリー)で相手はドルトムントだ。彼らはファイナルに相応しい。旧友にも会えるしね。携帯の電源は切って、メッセージは明日まで残しておくよ」

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栄光の5番を背負うイングランド代表MFはまた、先達にして自身最大のアイドル、ジネディーヌ・ジダンへ氏の思いを改めて口に。選手としても監督としてもビッグイヤーを掲げたレジェンドに、まず一歩近付く決意を固めた。

「ジダンは僕のインスピレーションの源だし、彼がマドリーでチャンピオンズリーグ決勝に進出した時のようなことがしたい。今日は家族も来てくれたし、とても嬉しいよ。マドリーで初めてのチャンピオンズリーグ決勝を戦うのは、最高の感動になるだろう」

母国で古巣を下し、欧州クラブ最高の名誉を手に入れられるか。ジダン氏から5番を受け継いだ、新時代のスーパースターに期待が懸かる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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