まぶたのタイプ別! アイシャドウ、アイライナーの選び方&入れ方のポイント

By 寒川 あゆみ

年齢とともにまぶたのハリやたるみの変化を感じ、昔に比べて目が小さくなった気がする、メイクをしてもくすんだように見えると感じませんか? 今回は一重、奥二重、二重のお悩み別のアイメイクのコツをご紹介します。

一重、奥二重まぶたの特徴と悩み

一重、奥二重はまぶたに厚みがあり、アイシャドウを塗ると腫れぼったく見えてしまう、メイクをすると余計に目が小さく見える、目の縦幅が小さく見える、まぶたの下垂によって目尻側のアイラインが引きづらい、涙などでヨレやすいといったお悩みが多いです。

一重、奥二重まぶたにおすすめのアイシャドウの色み

まぶたの腫れぼったさ(厚み感)をカバーするには、ベージュ、アイボリーなど肌の色みと近いものをなじませることがポイントです。細かなラメ感があると光の加減で錯覚させることができます。

目を開いたときに二重ラインのあたりに、アイホールの色みと同系統の色で少し色みが濃くなるものを重ねると、目もとのくっきり感が出やすくなります。

一重や奥二重の場合、濃すぎる色や赤みが強すぎるもの、青みが強すぎるものはかえって目が小さく見えてしまったり、腫れぼったさを強調させてしまいます。
目尻にライン代わりとしてワンポイント使いするのはよいですが、まぶた全体に塗るのは控えておきましょう。

一重、奥二重におすすめのアイシャドウ、アイラインの入れ方

(1)アイホール全体に肌の色みに近いアイシャドウを広げます。
「デイジードール アイカラーパレット PK-03」を使用しています。

(2)目を開いたときに二重ラインの幅に淡いピンク色やオレンジ色を重ねます。
「イルム スフレ アイシャドウパレット 5A Sparkling Jewel」を使用しています。

(3)一重、奥二重の場合は目頭からアイランを引いてしまうとまぶたに埋もれてしまいにじみやヨレやすくなるほか、目を開いたときに目が小さく見えてしまうので目尻のみのラインがおすすめです。
ラインは黒目の外側から目尻2mm〜3mm程度出るくらいがおすすめです。
アイライナーは「D-UP シルキーリキッドアイライナー ブラウンブラック」を使用しています。

二重まぶたの特徴とお悩み

年齢とともにまぶたのハリがなくブヨブヨとしてきた、眼球のふちに沿って眉の下部分からくぼんで影っぽく見える、目の横幅をがせまく見える、アイラインの太さや目尻の長さがわからないといったお悩みが多いです。

二重におすすめのアイシャドウの色み

まぶたのハリ感を出すにはベージュピンク系、淡いイエロー、ゴールド系、細かなラメ感があると光の加減でツヤっぽさが演出されます。

濃い色みを重ねるときは二重ラインまでにしておきましょう。
二重ラインを超えすぎると目が小さく見えたり、影やくぼみを強調させてしまいます。

二重におすすめのアイシャドウやアイラインの入れ方

(1)二重の場合、くぼみや影っぽさを目立ちにくく、肌のハリ、ツヤっぽさを演出するためにも淡いピンク色のカラーをアイホールに広げます。
「イルム スフレ アイシャドウパレット 2A First Dream」を使用しています。

(2)二重の幅の部分に濃いめの色みを使用してもよいですが、全体的に濃く塗るのではなく、黒目の上の部分が濃く、白目の上部分は薄くなるようにボカすのがポイントです。
「デイジードール アイカラーパレット PK-03」を使用しています。

(3)二重の場合はペン先を寝かせながらできるだけ細い線を描くこと。
ペンを立たせると太くなり、二重幅が埋もれて目が小さく見えてしまいます。
黒目の中心から目尻2mm〜3mm程度出るくらいがおすすめです。
アイライナーは「D-UP シルキーリキッドアイライナー ブラウンブラック」を使用しています。

いかがだったでしょうか。
まぶたの特徴や悩みによって、アイシャドウの色みの選び方、アイシャドウの色の重ね方、アイラインの引き方などを工夫してみてください。

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