珠洲市で37世帯が「長期避難世帯」に認定 土砂災害の危険に”全壊”と同等の支援

能登半島地震により土砂災害の危険があり避難指示が出ている珠洲市の37世帯が県内で初めて「長期避難世帯」に認定されました。

「長期避難世帯」は自然災害により自宅の周辺が長期にわたり危険な状況が継続する世帯に対し自宅が全壊した世帯と同じ支援が受けられる制度で支援金として最大300万円が支給されます。

石川県はきのう、「長期避難世帯」に珠洲市の仁江町、清水町、大谷町の合わせて37世帯を認定しました。県内での認定は初めてとなります。

この地域は避難指示が出されていて土砂災害の危険があり、その対策工事に2年から3年ほどかかるとみられているということです。

県では、ほかの市や町からも相談が寄せられていてスピード感を持って対応していきたいとしています。

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