デジタル駆使“新時代”の教育展示会 苦手意識を持たせない「デジタル通した学び」

教育に関する日本最大の展示が5月8日から江東区の東京ビッグサイトで始まりました。会場にはデジタルを駆使した教材や学習法など、時代に合わせた学びの展示が広がっています。

記者:「この電子黒板、書いた文字がテキスト化されるんです」

書いた文字も簡単に消すことができる電子黒板に…

記者:「計算しながら大きい数字を選択しています。体を動かしながら頭も使ってゲーム感覚で学ぶことができます」

知力と体力の両方を養う教材も。

3日間に渡るこの展示会は約350社が出展し、デジタル教材をはじめ教員の負担軽減など、教育に関するあらゆる課題解決のための展示が並びます。

こちらは世界中で1億人以上がプレイする人気ゲーム「マインクラフト」で「金融の仕組み」が学べる教材です。今年3月から全国の学校に徐々に導入が始まっていて、お金の稼ぎ方や投資詐欺といったトラブルまで、金融に関する知識を学ぶことができます。

会場内には、子ども達に学習に対する苦手意識を持たせないような「デジタルを通した学び」の数々が並びます。

主催者:「色んな子どもたちが、多様性という形で一緒のことができる、それもAIによって可能になってきてるんじゃないかなという風に思います。デジタルも紙も様々な選択肢が一つではなく、複数選べること、それが必要なんじゃないかなと思います」

デジタルを活用する今の時代ならではの学びの形で、子どもたちにとっても教員にとってもよりよい教育空間の広がりが期待されています。

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