大谷が今季初の2戦連続無安打も…水原一平容疑者との“絶縁”で得たリフレッシュ効果

大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ドジャース・大谷翔平(29)が日本時間9日のマーリンズ戦で4打数無安打2三振。今季初の2戦連続無安打に終わった。チームは3-1で競り勝ち、今季最長の7連勝。

大谷に関してロバーツ監督は「2日間の休みがあったが、休みの前と後では違う選手だ」と目を丸くしている。

開幕から33試合目、2日のダイヤモンドバックス戦を今季初めて欠場。翌3日は移動日だったため、計2日間休養すると、4日のブレーブス戦からの5試合は計17打数10安打、4本塁打、8打点と爆発。打ちまくるその姿はまるで別人と言うのだ。

どちらかといえばスロースターターなのに、ここまで打率.355、11本塁打はいずれもメジャートップ。27打点は首位のオスナ(ブレーブス)と7点差の同12位タイと三冠王も狙える位置にいる(9日のマーリンズ戦終了時)。

休みによるリフレッシュ効果はもちろん、開幕から好調なのは「元通訳の水原容疑者がいなくなったことも大きいのではないか」と現地特派員がこう言う。

「韓国の開幕シリーズまでは、どこへ行くにも元通訳で銀行詐欺容疑で訴追された水原容疑者が一緒だった。球場入りするときも、水原容疑者が車に同乗していたほどでした。けれども、彼がいなくなり、ナインと直接コミュニケーションを取る機会が増えたうえ、車の運転もひとりですからね」

大谷の父親の徹さんはかつて、「ひとりで車を運転するのは、いい気分転換になる」と話したことがある。水原容疑者がいれば会話に不自由することはないものの、四六時中、一緒だと何かと気も使う。独り立ちしたことである意味、リラックスできているようなのだ。

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そんな大谷をモチーフに米老舗雑誌「The New Yorker」が表紙を発表。イラストにある大谷の姿は胴長で短足、しかも尻ポケットには札束が詰め込まれいて、容姿などを揶揄しているように見える。日本人を中心に世界中がその表紙に激怒していることは言うまでもない。

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