Co-op強盗FPS『Den of Wolves』とアーティストのイッサ・サリアンダー氏がコラボしたゲーム内のマスクを制作―「二面性」をテーマに描く

Co-op強盗FPS『Den of Wolves』とアーティストのイッサ・サリアンダー氏がコラボしたゲーム内のマスクを制作―「二面性」をテーマに描く

10 Chambersは、開発中のCo-op強盗FPS『Den of Wolves』にて、アーティストのIssa Salliander(イッサ・サリアンダー)氏とコラボレーションしたゲーム内マスクの動画を公開しました。

『PAYDAY』元クリエイターが贈る、近未来の強盗FPS

本作は『GTFO』で知られる10 Chambersが開発中の協力型FPS。かつて『PAYDAY』シリーズを手掛けたクリエイターがふたたび「強盗」をテーマに、近未来の世界「ミッドウェイ・シティ」を舞台とした企業同士の紛争を描きます。

ミッションでは綿密なプランのもとクルーを招集し、ガジェットや情報を駆使しながら遂行していきます。ステルスか本格的な銃撃戦か、またはその両方など、幅広いプレイスタイルで強盗を進められるのも特徴です。

イッサ・サリアンダー氏とタッグを組んだ「挑戦的プロジェクト」

本作でコラボレーションマスクを制作しているイッサ・サリアンダー氏はスウェーデン出身のアーティストで、幼い頃からスウェーデン、アジア、欧米など様々な国を行き来してきたという、多くの文化が入り混じったバックグラウンドを持っています。

ポップカルチャーや自然、ルネサンスやバロック様式などさまざまなテーマの作品を手掛け、持ち前の体験からなる自由な「二面性」の解釈を人々に与えています。

今回公開された動画では、インスピレーションの源となっているメキシコ・シティにあるスタジオの紹介や、マスクの「その裏にある謎」、本作の持つ善悪や光と闇といった対照的なテーマに触れつつ、挑戦的なプロジェクトであったことが語られています。

さらに今回のコラボレーションでデザインされたマスク作品は、スウェーデンのストックホルムにある教会にて実物の展示がなされるようです。

10 Chambersの共同創設者、Oscar J-T Holm氏は、今回のコラボレーションに関して「本作はオープンワールドではないものの、ミッドウェイ・シティを実在するような近未来的メガシティとするために、多くのリソースや時間を費やしてきた」とコメント。

「今回のコラボレーションは“アート界からアーティストを招き、本作のマスクを解釈する”という取り組みのうちの一例で、ファッションデザイナーや振付師など、あらゆる人物とも現在交渉を行っている」と補足しています。

『Den of Wolves』はPC(Steam)向けに現在開発中です。

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