高さ8m大型扇ねぷた、仙台楽天戦盛り上げ 24~26日、弘前ねぷたまつりPR 試合前後にはやし演奏も

 青森県弘前市は今月24~26日に仙台で開催されるプロ野球1軍公式戦「東北楽天ゴールデンイーグルス-北海道日本ハムファイターズ」で大型扇ねぷたの展示や、はやし演奏などの観光プロモーションを行い、8月の弘前ねぷたまつりをPRする。桜田宏市長が8日の定例会見で発表した。

 ねぷたは昨年のまつりで運行された縦約8メートルの「水滸伝(すいこでん) 花和尚(かおしょう)、五台山をゆるがす」(絵師・三浦呑龍=どんりゅう=)を使用。会場となる楽天モバイルパーク宮城内のステージ前に展示し、試合前と試合後にはやしを演奏する。このほか会場では地場産品の販売や、観光パンフレットの配布などを行う予定。7月2日に弘前で開催される1軍戦「楽天-オリックス」も宣伝する。

 定例会見で桜田市長は「扇ねぷたの迫力を感じてもらうと同時に観光物産PRをしっかり行い、弘前ねぷたまつりへの誘客につなげていきたい」と話した。

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