1万トン級長江・海洋直通船が三峡ダムを初通過―中国

1万トン級長江・海洋直通船が三峡ダムを初通過しました。

長江・海洋直通船「創新5号」が7日、長江の中流にある三峡ダムの北線閘門に入りました。4時間かけて、5級閘門を経て、113メートル上昇して長江の上流に入り、1万トン級長江・海洋直通船が沿海から長江の上流へ直航する歴史を切り開きました。

この1万トン級貨物船は、4月24日に中国東部に位置する浙江省の寧波舟山港を出航し、5400トン余りの入港食糧を積んで重慶へ向かいます。「創新5号」は、一般的な1.4万トン積載の長江・海洋直通船より小型で、三峡ダム通過船舶の喫水制限基準4.3メートルを満たします。

舟山市港航・口岸管理局は、リース形式で「創新5号」に委託して舟山・重慶間の長江・海洋直通航路を開通させました。同航路の開通により、物流輸送時間の大幅な短縮と物流コストの削減が可能になり、東部沿海と長江上流地区の経済連携がより緊密になります。(提供/CRI)

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