フィギュアスケート男子で世界選手権2連覇を果たし、2018年の平昌冬季五輪と22年の北京冬季五輪でメダルを獲得した宇野昌磨の現役引退発表に、中国のファンからも惜しむ声が上がった。
宇野は9日、自身のインスタグラムで「この度、現役選手を引退する決断を致しました」と発表。「今日まで競技者としての僕を応援してくださった皆様、支えてくださった皆様 本当にありがとうございました」とつづり、「5歳の時にスケートと出会い、21年間続ける事ができ、素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝しております」とした上で、5月14日に開く記者会見で自身の思いや今後の活動について語ることを記した。
宇野の現役引退発表は中国でも伝えられ、中国のSNS上には「すごく突然」「こんなに早く引退するの？」「どうして？（26年の）ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪出場を期待していたのに」「また五輪に出ると思ってたよ」という声や、「彼の選択を尊重する」「お疲れさまでした（涙）」「引退を決めたということはきっと素晴らしい人生計画を立てているんだと思う」などの声が寄せられた。（翻訳・編集/野谷）
