AIが最適な問題を出題 学習支援ソフトを導入した小学校の授業を公開 岡山市

2024年度、AIを使った学習支援ソフトを小中学校に導入した岡山市が、授業の様子を初めて公開しました。

岡山市中区にある平井小学校の6年生の算数の授業では、学習支援ソフトを使って図形の性質を学んでいました。

ソフトを開発したベネッセコーポレーションによりますと、習熟度に応じて、児童はゲームのようにポイントを獲得したり、AIが最適な問題を出題したりするようになっています。

(児童は―)
「931ポイントぐらい。AIが学習していろいろやってくれるから自動的でやりやすい」
「去年までは書く方が得意だったが、先生に教えてもらってからパソコンの方が好きになった。(学習時間が)1時間30分くらいになった」

(岡山市教育委員会 教育研究研修センター/八木信英 所長)
「主体的に学習課題に取り組むことができる思考力も深まっていく。子どもたちが夢中になれる授業を目指していきたい」

学習支援ソフトは岡山市立の全ての小・中・義務教育学校あわせて126校に導入していて、市の事業費は約1億7500万円です。

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