米連邦検察は現地５月８日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の元通訳である水原一平容疑者が、銀行詐欺などの容疑を認め有罪答弁の司法取引が成立したと発表。水原容疑者が違法賭博のために、大谷の口座から約1700万ドル（約26億4000万円）を不正送金した以外にも余罪があったことが判明した。
司法取引の合意書によれば、水原容疑者は虚偽の納税申告書を作成し、410万ドル（約６億4000万円）の所得を申告していなかったという。さらに、歯の治療を装って大谷から６万ドル（約930万円）を騙し取った新たな手口も記載されている。
米メディア『ESPN』は、水原容疑者のネコババ手法について紹介。「2023年９月、ミズハラはオオタニに歯科治療で６万ドル必要だと伝え、オオタニはビジネス用口座の小切手でそれを手配した。しかし、ミズハラはそれを懐に入れて、治療費はオオタニのデビットカードで支払った」と報じている。
水原容疑者の次々と出てくる裏切り行為に対し、SNS上では「信じられない」「もう言葉がない…」「本当翔平を何だと思ってたんだよ？」「まじで悪党やんけ」「あまりにも残酷」「人間として最低すぎる」「まだまだ出てきそうで怖い」といった怒りのコメントが数多く寄せられている。
水原容疑者は、現地14日にカリフォルニア州の連邦地裁に出廷する予定だという。
構成●THE DIGEST編集部
