福島県会津地方の豊かなものづくり文化や食文化を楽しむ「雪国ものづくりマルシェ」は18、19の両日、会津若松市の県立博物館で開かれる。伝統工芸を体験するワークショップ、地元野菜や日本酒販売を繰り広げる。
博物館と一般社団法人会津地域文化藝術フォーラムの主催。同博物館を起点に会津の観光などを楽しむ「三の丸からプロジェクト」の一環。
18日午後4時から同7時まで「ほろ酔い宵マルシェ」を催す。会津の地酒や地元産品を使った料理を提供する。19日午前9時30分から午後5時まで、農産物や加工品、会津漆器や会津本郷焼などの作品を展示販売する。7組によるものづくりワークショップを開催する。
入場無料。ワークショップは事前申し込み不要だが、材料費が必要。問い合わせは同博物館へ。
同博物館の川名義則館長と塚本麻衣子主任学芸員、会津地域文化藝術フォーラムの高野武彦代表理事は「会津の文化に見て触れて楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
ワークショップの種類と講師は次の通り。
▽会津漆器=岩橋美琴さん(BACK YARD塗師)、8代目鈴木勘右衛門さん・16代目秦吉兵衛さん(Urushi Gs)▽会津木綿=田崎薫さん(はらっぱ)▽会津本郷焼=渡部未来さん(TESORO accessory)▽編み組・ヤマブドウ=三沢龍太さん(こしゃえる)▽編み組・ヒロロ=三島町生活工芸館▽竹細工=佐々木智子さん(竹工房たけや)
(会津版)