<卓球>ドイツ選手と仲良くサッカー観戦→直後の試合でまさかの敗退、中国選手に批判の声

卓球のWTTサウジスマッシュで敗退した中国の樊振東に、一部で批判の声が上がっている。

卓球のWTTサウジスマッシュで敗退した中国の樊振東(ファン・ジェンドン)に、一部で批判の声が上がっている。

世界ランキング2位の樊振東は8日に行われた男子シングルスの試合でドイツのパトリック・フランチスカ(同16位)にまさかの逆転負けを喫し、ベスト16で敗退した。

ところが、樊振東が試合前にドイツのティモ・ボルと共にサッカーのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝ドルトムントVSパリ・サンジェルマンの試合をPCで一緒に観戦していたことが、ボルの中国SNSアカウントの写真から判明した。

すると、中国の一部ファンからは「またか」「大会期間中は卓球に集中しろよ!」「サッカーはほどほどに。(本業の卓球で)また負けただろう」「(サッカーの)試合を見て、(卓球の試合に)戻ってきたと思ったら負ける」「その結果でこんな写真を投稿してたら批判を招くのも無理はない」といった批判の声が上がった。

一方で、「(樊振東とボルは)ライバルであり友人。いいじゃないか」「仲がいいんだろうな」「卓球以外に趣味のある樊振東は素晴らしいと思う」「(樊振東もボルも)どっちも頑張れ」と好意的に受け止める声も出ている。

樊振東をめぐっては、今年3月に行われたシンガポールスマッシュで中国の18歳・林詩棟(リン・シードン)にまさかの敗戦を喫した際、同大会直前に人気歌手テイラー・スウィフトのライブを観に行っていたことが判明し、同じように一部ファンから批判を浴びていた。

樊振東は一時期圧倒的な強さを誇っていたが、今年の大会では早々に敗退することが増え、世界ランキングも1位から2位に後退した。すでにパリ五輪の男子シングルス代表として出場することが決まっているが、中国のファンからはランキング3位で人気もあるレジェンド・馬龍(マー・ロン)を選出すべきとの声も上がっている。(翻訳・編集/北田)

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