旧ジャニタレントのSNSトラブル多発 Snow Man渡辺翔太のLINE晒しでキスマイ千賀が炎上

Kis-My-Ft2の千賀健永が、Snow Man・渡辺翔太とのプライベートのLINEのやり取りをSNSで公開。渡辺のアカウント名やアイコンが分かる状態で公開したことでファンから批判が相次ぎ、投稿を削除する事態になった。これに限らず、生田斗真が問題発言で炎上するなど、旧ジャニーズ出身タレントたちのSNSトラブルが相次いでいる。

千賀は4日までに、自身のInstagramのストーリーズで「最近翔太くんとご飯食べに行ってないの?」というファンからの質問に対し、渡辺とのLINEのスクリーンショットの上に「いってないけど、かわいいLINEきた」と手書きして回答した。

画像には、渡辺とみられる「なべ」というアカウントから「お疲れ様です!今日はしんどい収録ありがとうございました!最近僕からご連絡できずですみません!タイミング合う時サウナとご飯連れてってください」というメッセージがあり、それに千賀が「こちらこそ。タイミングで地方ロケ入れるなよ!わら」と返信している様子が確認できた。

これに対し、ネット上では「後輩のプライベートLINEを晒すってありえない」「自爆ならまだしも、後輩巻き込むのはマジで迷惑」「申し訳ないけど、推しにキスマイ千賀くんとLINEしてほしくない。いつ晒されるか分からないから」などと批判が相次ぎ、千賀はそれを察したのか問題の投稿はほどなく削除された。

同じグループのメンバー同士などの関係性であれば大きな問題にはならなかった可能性があるが、先輩の千賀が後輩グループの渡辺とのやり取りを公開したことで「勝手に晒しているのでは」という憶測が広がり、炎上騒動になってしまったといえる。

5日には、旧ジャニーズから独立した俳優の生田斗真もInstagramで炎上。Instagramのストーリーズで、ファンからの「今日で妊娠9ヵ月です 出産こわいよー」という声に対し、生田は「旦那様に無痛おねだりするか」と返信した。この言葉について、ネット上で「女性は命懸けで出産するのに、夫に無痛分娩を『おねだり』しろって言い方が最低」「デリカシーなさすぎ」「夫が決定権を持ってること前提って、こんな男尊女卑の考え方の人だったの」などと批判が相次いだのだ。

生田は7日夜に「費用はかかってしまうけど恐怖心を緩和するためにも、一つの大切な選択だと勉強をしていたので それをご家族で話し合われる事もいいのではないかとお伝えしたかったのだけど言葉足らずでした」と釈明したが、これに対しても「おねだりって言葉の選び方が問題だったのに、それをまったく分かってない」「謝るポイントがずれてる」といった非難の声が続出し、炎上がむしろ拡大してしまった。

また、元SMAPの木村拓哉は昨年9月に旧ジャニーズ事務所が開いた記者会見の直後、Instagramに敬礼ポーズのキメ顔写真と共に「show must go on!(ショーは何があっても続けなければならない)」と投稿。この言葉は故ジャニー喜多川氏のモットーとして知られている上に、意味的に「性加害問題に我関せず」という印象になりかねず、不適切だとして炎上。木村はほどなく投稿を削除したが、この一件で大きくイメージを下げてしまった。

旧ジャニーズ時代は基本的にタレント個人のSNS利用は禁止で、例外的にアカウントを開設した場合でも、投稿内容は「事務所チェック」をしっかり受けていたとされる。しかし、旧ジャニーズ事務所の崩壊によってそうした体制は消滅。独立するタレントも増加し、SNS管理を自分でやっているケースが珍しくなくなった。そうした変化により、SNSを開設するタレントは増えたのにチェック体制がほぼなく、野放し状態で炎上が続発しているのではと指摘されている。

ネット上のファンからは「旧ジャニーズはたくさん間違いを犯したけど、タレントのSNS禁止は正しかったのかも」といった声も。旧ジャニーズ勢の受け皿となった「STARTO ENTERTAINMENT」はタレントの自主性を尊重するスタンスを示しているが、放任主義はSNS炎上の頻発につながるリスクをはらんでいそうだ。

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