東京・新宿区のタワーマンションで、25歳の女性が殺害された事件。逮捕された男が、前日夜から待ち伏せしていたことが新たに分かった。
容疑者は前日の夜から待ち伏せしていた
9日午前9時前、東京・新宿警察署で無数のフラッシュがたかれる中、警察車両に乗り込む男。
平沢俊乃さん（25）を殺害した疑いで、今朝送検された和久井学容疑者（51）。
この事件で新たに判明した事実。
和久井容疑者は平沢さんが住む東京・西新宿のタワーマンションの前に車を停め、前日夜から待ち伏せしていたという。
記者リポート：
このあたりで待ち伏せしていた和久井容疑者は、すぐ近くのコンビニで平沢さんに声をかけ、奥に逃げて行くのを追って行ったということです。
逃げようとした平沢さんを果物ナイフで刺し、殺害したとみられる和久井容疑者。
さらに捜査関係者によると、平沢さんの腹や首などにあった刺し傷は、数十カ所に上っていたことも新たに判明した。
「接近禁止命令」が2023年6月に終了していた
約4年前、平沢さんが働いていたガールズバーで、客として知り合ったという和久井容疑者。
その後、平沢さんに対するストーカー規制法違反の疑いで逮捕される。
起訴されず釈放され、同時に1年間の「接近禁止命令」が出されたが、2023年6月に終了。事件はその11カ月後に起きた。
警察の調べに和久井容疑者はこう話しているという。
「お金を取り返すために行った。1000万円以上出した」
警視庁は、強い殺意があったとみて調べている。
（「イット！」 5月9日放送より）
