第70回記念萬翠荘バラ展が9日、愛媛県松山市一番町3丁目の萬翠荘で始まった。甘い香りを放つ色とりどりのバラが国重要文化財の洋館で咲き誇り、来場者を楽しませている。12日まで。
栽培技術の普及向上を図ろうと、県と愛媛バラ会が1956年から開いている。県内の愛好家が育てた約300品種・3千点を展示。テーマは設けず、70回の節目にふさわしい自慢の花をそれぞれ出展している。記念イベントとして、入場者の中から抽選で毎日1人にバラの花束を、50人に1人の割合でミニ花をプレゼント。苗の販売もしており、育て方を相談できる。