「学校行事で子どもを万博に連れて行かないで」 会場ガス爆発で安全性不安、市民団体が滋賀知事に要望

大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」のぬいぐるみ

 滋賀県が2025年大阪・関西万博に県内の4歳~高校生を招待する方針を示していることについて、新日本婦人の会県本部(大津市)は9日、会場の安全性に不安があるとし、学校行事として子どもたちを万博に連れて行かないよう求める要望書を、県知事や県教育長宛てに提出した。

 万博会場となる人工島の夢洲(ゆめしま)は埋め立て地で、3月28日には、施設建設工事中の火花が地中の廃棄物から発生したガスに引火する爆発事故が起きている。

 要望書では、「ごみの最終処分場だった夢洲にはダイオキシンなどの物質も埋め立てられている」と指摘。猛暑や南海トラフ地震なども心配されるとした。

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