JR四国グループ連結決算、4年ぶり黒字【高松】

JR四国の今年3月期のグループ全体の連結決算は、純損益が4年ぶりに黒字となったことが分かりました。
5月8日、記者会見があり、純利益は35億円で4年ぶりの黒字に。営業収益は前の期に比べて22・3%増の533億円となりました。
新型コロナウイルスの5類移行などで運輸だけでなく、飲食や物販、不動産など全ての業種で売り上げを伸ばしました。
単体では鉄道収入が前の期に比べて21・4%増え254億円となり、コロナの影響が限定的だった2020年3月期の97・5%まで回復。ただ、昨年5月に実施した運賃の値上げによるもので、鉄道事業の構造的な赤字は変わっていません。

© テレビせとうち株式会社