“縄文好き中学生” 学習意欲に火が付く 青森市の三内丸山遺跡に県外から第一陣の修学旅行生

青森市に2024年度初めての修学旅行生がやって来ました。

三内丸山遺跡を訪れたのは、北海道函館市の戸倉中学校の3年生。修学旅行の第一陣を記念して、三内丸山遺跡センターの岡田康博所長から、パンフレットなどが手渡されました。

仙台市や盛岡市を経て、最終日の9日、選択学習で来たという生徒たち。そのお目当ては?

【函館市 戸倉中学校3年 木村海翔さん】
(Q.楽しみなところは)「六本柱がある場所を、実物を見られるのが楽しみです」
「写真で見るよりも、大きいものを想像しています」

まず一行は、「大型竪穴建物」へ。

生徒たちは、地元函館市にある大船遺跡と比較しながら、縄文時代について学んでいました。

そして、いよいよお目当ての六本柱へ。

【函館市 戸倉中学校3年 木村海翔さん】
「やっぱり、想像していたよりでかくて、もう…、何だろう…」
「縄文のメイン、有名なところに来られて…、もううれしいです」

縄文時代について知りたい気持ちにさらに火が付いたようで…。

「この木をどこから持ってきたのかは分からないのですか?」
「今はもう栗林って?」

「ないです」

「ない?」
「木を持ってくるのって、丸太を引いて?」

「分からない、どうやって持ってきたのかは…(笑)」

【函館市 戸倉中学校3年 木村海翔さん】
(Q.縄文さらに好きになりましたか)「はい」
「分からなかったことがもっと分かって、どこかの縄文の所(遺跡など)に行って、分からないところを知りたいです」

三内丸山遺跡への2024年度の修学旅行の申し込みは、7日現在、北海道や関東などから平年並みの80団体の予約が入っているということです。

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