備前市の日生町漁協で5月９日、地元の中学生らがカキの種付けを体験しました。
訪れたのは地元の日生中学校と、岡山学芸館高校の生徒およそ６０人です。
地元の基幹産業や海の環境を学ぶ場として活用してもらおうと、漁協が２００２年から毎年、学校を受け入れています。
生徒たちは漁師の指導を受けながら、カキの子どもにあたる稚貝が付いたホタテ貝をロープにくくりつけていきました。
この後、完成した「カキロープ」を持っていかだの上へ。不安定な足場に苦戦しながらも一本ずつ、そっと海に沈めていきました。
種付けしたカキは来年２月に収穫される予定です。
