主将・會田ら3選手 自由交渉に/青森ワッツ

 プロバスケットボールBリーグ2部(B2)青森ワッツは9日、主将のPG會田圭佑(29)、SG・SF内田旦人(あきと)=(27)、SG・SF栗原クリス(24)の自由交渉リスト公示を発表した。

 ワッツが来季の選手契約情報を発表するのは今回が初めて。リスト公示は(1)クラブが当該選手との契約更新を希望しない場合(2)契約更新の交渉が決裂した場合(3)契約期間満了までに来季の契約が合意に至らなかった場合-が該当する。クラブによると、3選手とは契約更新に向けた交渉をしていたという。契約満了日はいずれも6月30日。

 會田は茨城県出身。明大在学中の2017年、特別指定選手としてワッツに加入し、19年までの3季で136試合1278得点の活躍を見せた。B1シーホース三河、京都ハンナリーズを経て昨季、ワッツに3季ぶりに復帰した。今季は主将としてチームをけん引。レギュラーシーズンには57試合出場し、355得点、168アシストを挙げた。プレーオフも3試合全てに出場した。

 北海道出身の内田はB1レバンガ北海道、京都ハンナリーズを経てワッツに昨季加入。今季レギュラーシーズンは55試合に出場し85得点。要所での守備も光った。

 米国出身の栗原は通訳兼練習生として昨季加入。シーズン途中で選手契約を結び、今季も通訳を続けながらプレーした。

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