理容・健康器具などの老舗販売会社が破産 大手との競争 営業方法変えられず【新潟】

大手との競争の中 旧態依然とした営業で…

新潟市中央区で、理容関連や健康器具などを販売していた会社が破産したことがわかりました。負債総額は4500万円と見込まれています。

民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、新潟市中央区の「玉木商事」は、1948年創業。理容材料や健康器具、食品などの販売を手掛け、県内の理美容院に販路を形成していました。
売上高は1988年4月期には5億円近くに上っていたとみられています。しかし、同業大手との競争のなか、旧態依然とした営業方法を続け減少傾向に。2023年4月期は1億円を割り込んでいました。
販売不振による赤字で資金繰りが厳しさを増し、経営立て直しは困難と判断。新潟地裁から破産開始決定を受けました。
負債総額は約4500万円と見込まれています。

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