ロジクトロン、大型運搬ドローンの運用講座を開始

by ドローンジャーナル編集部

大型ドローンによる物資運搬事業を展開するロジクトロンは、ドローン物流・運搬事業への新規参入事業者や林業・土木工事関連事業者が大型機を自社で運用する機会が増加していることを受け、新規に大型ドローンを導入する事業者・個人を対象に、2024年5月から大型運搬ドローン運用講座を開講する。

ドローン運搬の様子(左:機体搭載カメラ、右:地上カメラ)

カリキュラム概要

講座は座学・実地の2部構成で、座学のみの受講も可能。実地講習は機体の持ち込みを前提に実施する(機体の導入が検討段階の場合は要相談)。

大型運搬ドローンの運用事例紹介

資材運搬
ホバリングピックアップ運搬
パイロットロープ延線
物件投下
危険物運搬
飛行・運用編

大型吊り下げ貨物特有の揺れ方(ハンチング現象/振り子現象)と対策

液体輸送について
吊り下げ用ワイヤーの長さについて
バッテリーローテーションの考え方と実際の運用
低温環境/高温環境での運用
無線/発電機の運用
危険予知/ヒヤリハット実例と対策
見積書作成(項目解説/実例紹介)
距離/高低差/重量によるフライト回数・フライト時間を考慮した人工計算の考え方
飛行ルートの設定
飛行手順書の作成
現地下見の実際
荷の梱包の仕方/クライアントへの説明
荷崩れ・落下事故を起こした際の責任の所在は?事前の対策/ルール作り
賠償保険/動産保険
人口集中地区での運用
全国包括危険物運搬の許可承認取得について

装備編

ロジクトロンで使用しているツールを紹介する(価格、使用方法、使用頻度)。

発電機
各種吊り具
個人装備(安全装備)
無線装備
スペクトラムアナライザー
モバイルバッテリー
Starlink
その他(標識/背負子/吹き流し(風速計)/温度計/方位磁石/双眼鏡/距離計/重量計等)

実地講習

林道や見通しのきかない山間部が配置された立体的なフィールドで一連の運用訓練を行う(メーカー指定の機体の操縦訓練修了者が対象)。

その他

危険物運搬許可承認取得サポート(別途料金)
ロープや危険物運搬用資材のレンタル(資材運用状況により別料金)
事故発生時の代替請負等のアライアンス構築
※その他機体運用サポートメニューも用意。

実施場所

座学:東京都内
実地:東京都多摩地区(日程により変更の場合あり)
※出張講座も可能。遠方の場合は別途出張費が発生する場合がある。

費用/実施日程

座学・実地(2日間):55万円(3名まで)追加1名ごとに+5万5,000円
座学のみ(1日間):33万円(3名まで)追加1名ごとに+2万7,500円
※税込価格

実施日程は適宜調整する。講習は申し込んだ1事業者ごとに、平日に実施する。土日祝日に実施を希望する場合は要相談。

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