ウエイトリフティング村上選手 “繰り上げ” で五輪初出場へ 高校時代の恩師も喜びの声 富山

ウエイトリフティング競技で、富山県出身の村上英士朗選手のパリオリンピック出場が内定しました。村上選手は初めてのオリンピック出場となります。

102キロ超級でオリンピック出場を目指していた村上選手は選考レースで、出場圏外の11位となっていましたが、上位の選手が別の階級で出場することになったため、村上選手が繰り上げで10位に入り、初のオリンピック出場が確実となりました。

村上英士朗選手:「なんとかぎりぎり出場県内に入れたということで、パリ五輪に向けて気持ちを引き締めなおしてまた頑張っていきたいと思います」

村上選手はウエイトリフティング部がある滑川高校出身で3年生の時にはインターハイ・ウエイトリフティングで新記録を出し、優勝。

おととしにはウエイトリフティングの全日本選手権でスナッチで192キロ、ジャークで233キロの日本新記録で2連覇を果していました。

9日朝、村上選手から内定の連絡が直接あったという滑川高校の恩師からは喜びの声が。

滑川高校 佐藤公治監督:「よくやったありがとう。英士朗ありがとうっていうのが率直な感想ですね。いつも吠えながら試合をしているのでまたパリでも元気よく吠えて村上らしい試合が見れたらいいなって思っています」

パリオリンピックのウエイトリフティング競技は8月7日から始まります。

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