SNSで副業勧誘 4160万円詐欺被害 太宰府市の男性(73)

SNSで副業を持ちかけられた太宰府市に住む男性(73)があわせて約4160万円をだまし取られる詐欺事件がありました。

警察によりますと、男性は去年5月ごろ女性名義のSNSアカウントから友達申請が届き、「リスクが少ないネットショップをして稼ぎませんか」などと勧められ、やり取りを始めました。

誘導されたサイトに登録し去年8月までの14回にわたり、商品の仕入れ代金として、約3630万円を指定口座に振り込んだということです。

サイト上で多額の利益が出ていたことから男性は出金を申し込みましたが、「手数料、税金が必要」などと言われ、さらに3回にわたり、あわせて現金530万円を送金しましたが出金できず、その後、SNSで連絡も取れなくなりました。

男性は詐欺と気づき、警察に通報したということです。警察は「SNS上での投資話は詐欺」と注意を呼びかけています。

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