横浜・東戸塚小の敷地に分校設置へ 大規模マンション新設、児童の増加続く

児童の増加に伴い、敷地内に分校を設置する方針が決まった横浜市立東戸塚小学校=9日、同市戸塚区

 横浜市教育委員会は9日の定例会で、市立東戸塚小学校(同市戸塚区)の敷地内に分校を設置する方針を決めた。同校は、マンション開発に伴って児童が増加し、一般学級が31以上ある「過大規模校」に該当しており、市教委が対策を検討していた。広い敷地を活用し、1~3年生は本校に、4~6年生は分校に通う。設置時期は未定。

 分校は本校から離れた場所に設置されるのが一般的で、同じ敷地内は全国的に珍しいという。

 昨年5月時点での同校の一般学級の児童数は、31学級で977人(他に個別支援学級7学級、48人)。児童増の背景に大規模マンションの新設があり、2029年度には個別支援学級を除き45学級、1470人に達すると予測されているという。

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