米艦の台湾海峡通過で東部戦区報道官談話 全過程監視警戒

055型ミサイル駆逐艦「南昌」

 8日の中国国防省サイトによると、中国人民解放軍東部戦区報道官の李熹・海軍上級大佐は同日、米艦の台湾海峡通過について次のような談話を発表した。

 米ミサイル駆逐艦ハルゼーが8日、台湾海峡を通過し、公然と騒ぎ立てている。中国人民解放軍東部戦区は海空兵力を動員し、米艦の航行の全過程を追跡、監視、警戒し、法律と規定に従って処置した。戦区部隊は常に高度の警戒を続け、国家主権・安全と地域の平和・安定を断固守る。〔東京5月8日発中国通信〕

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