中学生が “漫才”に挑戦 講師はキヨちゃんぽん!“お笑い”でコミュニケーション術学ぶ《長崎》

長崎のお笑い芸人によるワークショップが開かれ、中学生がコミュニケーションスキルの向上などについて学びました。

(長崎亭キヨちゃんぽんさん)

「相手が嫌な気持ちをしないように、その辺をしっかり分かったうえで、お笑いをやって、みんなを笑わせて笑顔にしてほしい」

玉成高校附属中学部にやってきたのは、長崎で活躍するお笑い芸人 長崎亭キヨちゃんぽんさんです。

ワークショップは、漫才を通して表現力やコミュニケーションのスキルを養ってもらおうと開かれました。

火災などでの避難に関する「標語」を使って、ボケとツッコミを考えます。

(長崎亭キヨちゃんぽんさん)

「“避難訓練のおかし”という用語、押さない・駆けない・しゃべらない。3段落ちというもので、3つ目でボケる」

指導を受けながら、2人1組でオリジナルの漫才を作ります。

高校の先輩たちが見守る中、ステージで披露しました。

(生徒)

「避難訓練のおかしって何かわかる?」

「押さない、駆けない、知らんぷり」

「そんなことしたら、火がボォー」

それぞれの個性が光る漫才で、会場を沸かせました。

(生徒)

「最初はすごく緊張していて、できるかなと思っていたが、できたし、楽しかった」

「ウケたから、よし」

お笑いを通して、人前での発表に動じない心も養ったようです。

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