高山市の道の駅で 特殊詐欺の被害防止を呼び掛け 岐阜県警

特殊詐欺への注意を呼び掛ける警察官=8日、高山市清見町、道の駅 ななもり清見

  岐阜県内で多発する特殊詐欺被害を未然に防止しようと、高山市の道の駅で広報啓発活動が行われました。

  広報活動は、高山市清見町の「道の駅・ななもり清見」で行われ、県警生活安全総務課や高山署の警察官、防犯協会の計6人が、道の駅の利用者に「特殊詐欺に気を付けて」と声を掛け、ニセ電話詐欺などの被害防止を呼び掛けるチラシや啓発グッズを手渡しました。

  また、今回の活動では防犯機能付き電話機の体験コーナーが設置され、登録のない番号からの着信時に赤色のLEDが点滅することや 不審者に対して通話録音のアナウンスをしたり呼び出し音を鳴らさないようにしたりする防犯機能の体験が行われました。

  県内では、今年1月から3月末までに特殊詐欺被害が60件発生。被害額は約9300万円で、発生件数や被害額は増加傾向にあるということです。

※高山警察署 生活安全課総務係長 駒瀨進司警部補
  「お使いのスマートフォンなどに『警告』などの知らない画面が出た際には、すぐに警察に通報してください」

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