死者・行方不明者144人を出した1926年(大正15年)5月24日の十勝岳噴火による「大正泥流」発生から98年を迎え、三浦綾子の小説「泥流地帯」「続泥流地帯」を朗読し、紙芝居で歴史を知る催しが12日、札幌市中央区の渡辺淳一文学館(南12西6)で開かれる。小説は住民の苦闘が描かれ、紙芝居は噴火から被災までを上川管内上富良野町の地元住民が製作。関係者は「史実と住民の奮闘を知ってほしい」と話す。
十勝岳噴火の歴史学ぼう 「泥流地帯」朗読、札幌で12日
- Published
- 2024/05/09 23:07 (JST)