2050年の食を体感するカフェ 生産危機にある食材を使用

未来の食の危機について考える、その名も「2050年カフェ」が登場。

9日、東京・渋谷に期間限定でオープンしたのは、生産の危機にある食材を使ったメニューで2050年の食を体感するカフェ。

グラスの半分だけのコーヒーやチョコチップが少しだけのクッキーなど、2050年を想定したカフェメニューが提供される。

コーヒー豆やカカオ豆は、気候変動の影響で、2050年には生産量が激減すると指摘されている。

認定NPO法人 フェアトレード・ラベル・ジャパン 潮崎真惟子事務局長「いつもわたしたちが大好きで飲んでいるコーヒーやチョコレートが、いつかなくなってしまうかもしれないと思うと、自分事にしていただけるかなと」

青山学院大学の学生が、商品のセレクトやカフェの運営に携わっている。

主催するNPO法人は、SDGsへの意識が高い若い世代をきっかけに、その家族にも食の危機について関心を持ってほしいとしている。

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