TOBEドーム公演『to HEROes』、映像から伝わってきたNumber_iの“覇王感”

覇王感がすごかったNumber_i(写真:サイゾーウーマン)

4月26日からPrime Videoにて配信を開始した『to HEROes 〜TOBE 1st Super Live〜 Special Edition』。3月14~17日に、東京ドームにて行われた、滝沢秀明氏が代表を務める「TOBE」のアーティストによる初のコンサート『to HEROes ~TOBE 1st Super Live~』のライブ映像のほか、出演者へのスペシャルインタビューも公開されています。今回は、ライブ本編を視聴したいちドルオタの感想を書きつづっていきたいと思います。

目次

TOBEドーム公演『to HEROes』、演出に感動
Number_iの“覇王感”がすごい!
北山宏光が中居正広と重なる!?
三宅健は永遠のアイドル!

TOBEドーム公演『to HEROes』、照明や特効に「金かけてんな~!」と感動

Prime Videoにて配信中の『to HEROes 〜TOBE 1st Super Live〜 Special Edition』。メインステージ、センターステージ、バックステージに十字の花道が伸びたよくある構成で、メインステージには大きなモニターが3つ、両サイドにも1つずつ設置されていました。

嵐・松本潤が考案したとされる、メンバーを乗せながら移動する可動式の「ムービングステージ」の使用はありませんでしたが、驚いたのは照明やレーザーの数の多さ。ライティングのパターンがいくつもあり、かなり凝ってるんです!

また、ステージや花道の床にもLEDが仕込まれていて、パフォーマンスとシンクロして映像が映し出されたり、それぞれのメンバーカラーに合わせて光ったりしてとってもきれい。上のほうの席から見た景色も圧巻だったことと思います。

炎や花火、スモークなどの特効も派手で、全体的に「金かけてんな~!」という印象。出演アーティストの紹介VTRが流れた後、徐々に照明やレーザーがついてステージが照らされ、10秒のカウントダウンが始まるオープニングの演出からとってもワクワクしましたし、早速感動しました。

『to HEROes』、Number_iの“覇王感”がすごい!

そして驚いたのは、Number_iに対する歓声の大きさ。もちろん、どのアーティストにも大歓声が上がっていたものの、一際大きかったのがNumber_iでした。登場時はもちろん、1曲の中でも至るところで黄色い悲鳴が上がっていて、それだけ、3人に会えるのを待ち望んでいた人が多かったんだなと、映像を見ながらしみじみ実感。

正直なことを言うと、歌番組でパフォーマンスをする彼らの姿を見ても、私はそこまでピンときていなかったんです。4月12日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で、『to HEROes』の登場1曲目に披露していた「FUJI」を歌って踊っているのを見たときも、かなり攻めた一曲なのにスタジオのセットがチープで、本人たちの熱量とのチグハグ感が残念に見えてしまったんですよね。

でも、今回のライブ映像を見て、思わず、「つっよ!」と声を上げてしまいました。東京ドームという会場やファンの歓声がそうさせているのかもしれませんが、なんというか、圧倒的なオーラと自信に包まれていて、覇王感がすごいんです。

King&Prince時代、特に平野(紫耀)くんと岸(優太)くんはバラエティ番組で見せるちょっぴりおバカな一面が世間に親近感を与えていましたが、そんな“親しみやすいアイドル”から“本格アーティスト”へと、フェーズを変えたんだなとも感じました。

もちろん、かつての“王道アイドル路線”が好きだったというファンも多いでしょうし、人間はギャップに弱い生き物ですから、時たま爽やかなキラキラ楽曲も歌って踊ってほしいところではありますが……。ライブパフォーマンスを一度見たら、ネガティブな印象を抱いている人も、彼らの見方が変わるのではないかと思います。

『to HEROes』、北山宏光が中居正広の姿に重なる!?

また、個人的にうれしかったのが、ギラギラした北山(宏光)くんの姿が見られたこと。Kis-My-Ft2としてデビューする前のギャル男時代の北山くんが好きだったので、サングラスをして改造車を乗り回す姿や、「NE:Ø era」でオラオラしたパフォーマンスを見て、あの頃の気持ちを思い出しました。

それに、客席イジリをしたり、MCで場を回す姿には、北山くんが尊敬する先輩・中居(正広)さんみを感じる場面も。特に、健くんのコーナー前、IMP.メンバーとトークする場面では、基(俊介)くんをイジる姿が、かつてキスマイをイジっていた中居さんと重なり、「中居イズムを継承してる!」と、なんだかジーンときてしまいましたよ。

IMP.メンバーのメイクの濃さから気合が伝わってきたのもよかったです(笑)。

三宅健は永遠のアイドル! ファンの煽り方に感服のワケ

そのほか、パフォーマンスはもちろんのこと、「みなさん、めかしこんで来ちゃって」「今日のために美容室行ったりいろいろして、今日を迎えてるんだと思いますけど」「一番会いたい人に会えて幸せですか?」「俺たちも会いたかったよ」などと煽るなど、オタクの扱い方が完全にわかってる(三宅)健くん、やっぱり永遠のアイドルだな~と感服しました。

また、大きな会場でたった1人でバラードを歌い上げた大東(立樹)くんの肝の据わり具合に驚き、研修生5人組によるwink firstのピュアさにほっこり。

『to HEROes』を見て、TOBEアーティストへの興味が沸いてきた私。全アーティストが終結するライブがまた行われるときは、ぜひ参戦してみたいと思った次第です。

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