【シンガポール】動物園運営会社、北部にリゾート施設開設へ[観光]

マンダイ・ワイルドライフ・グループは北部マンダイに高級リゾート施設を開設する(同社提供)

シンガポール動物園などを運営するマンダイ・ワイルドライフ・グループは9日、北部マンダイに高級リゾート施設を開設すると発表した。高級ホテルを手がけるシンガポールのバンヤンツリー・ホールディングスが運営を担う。バンヤンが国内でホテル・リゾートを運営するのは初となる。

北部の自然地区「マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ」の東部で、2025年前半に「マンダイ・レインフォレスト・リゾート・バイ・バンヤンツリー」をオープンする。広さは4.6ヘクタールだ。

森林に囲まれた場所に、全338室の宿泊棟を含む4階建てのリゾート施設を設ける。屋上プールやボールルーム、会議室などを備える。敷地内の森林にはツリーハウスを24カ所設置。隣接する貯水湖の眺望を楽しむことができる。

マンダイ・ワイルドライフ・グループはこのほか、マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ内に熱帯雨林をテーマとした新施設「レインフォレストワイルド」を近くオープンすると発表した。広さは12.6ヘクタール。アジアやアフリカの動物や自然などを紹介する。

同リザーブ内では現在、シンガポール動物園、ナイトサファリ、バードパラダイス、リバーワンダーの4施設を運営している。レインフォレストワイルドはマンダイ・ワイルドライフ・グループにとって5つ目の施設となる。

バンヤンツリーは中国やインドネシア、マレーシアなどでホテル・リゾートを展開している。

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