プーチン大統領「核の部隊は常に臨戦態勢」第二次大戦の戦勝記念式典パレードに核弾頭搭載可能なミサイル登場 ロシア

ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアで、第二次大戦の戦勝記念式典が行われ、プーチン大統領は演説で、「核の部隊は常に臨戦態勢にある」と述べた。

モスクワで9日に行われた戦勝記念の軍事パレードには、複数の核弾頭を搭載できる大陸間弾道ミサイルの「ヤルス」など70台余りの軍事車両が登場した。

2023年より3割ほど少なく、軍事侵攻が始まって以来、規模の縮小が続いている。

一方、プーチン大統領は演説で、あらためて核戦力を誇示した。

プーチン大統領「われわれを脅すことは許されない。(核の)戦略部隊はいつでも戦闘準備ができている」

プーチン大統領は戦術核兵器の使用を想定した演習の実施を指示し、同盟関係にあるベラルーシも参加すると表明した。

こうした演習を合同で行うのは初めてで、欧米をけん制する動きが強まっている。

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