市職員に体当たり男を逮捕…生活保護業務で面識あり 職員「複数回」男「1回しか」 北海道

北海道・苫小牧警察署は2024年5月9日、公務執行妨害と傷害の疑いで苫小牧市に住む無職の男(51)を逮捕しました。

男は9日午前11時半頃、苫小牧市内の店舗駐車場で、苫小牧市役所の職員の女性(56)に対し、体当たりをして、転倒させる暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。

女性は転倒した際に、肘や膝を擦りむく軽いけがをしました。

警察によりますと、女性は生活保護の業務の関係で、男と面識があったということです。

事件前に、女性が業務で男の自宅を訪ねたところ、男は不在。

その後、女性は近くの店の駐車場で男を見かけたため、声をかけたところもめごとになり、男が犯行に及んだということです。

男は現場から立ち去っていましたが、女性が警察に通報して逮捕に至りました。

調べに対し、男は容疑を認めていますが、体当たりの回数については女性が複数回としている一方、男は「1回しかしていない」と話しているということです。

警察が事件の詳しい経緯や動機などについて調べています。

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