『グリーンブック』ピーター・ファレリー、『ロッキー』メイキング映画を監督へ

ピーター・ファレリーが、『ロッキー』の舞台裏を描いた映画を監督する。『グリーンブック』のファレリー監督は『アイ・プレイ・ロッキー』で、自らを一躍スターにしたタイトルロールを演じるまでのシルベスター・スタローンの奮闘を描く。

同作のあらすじには、こう綴られている。「部分的に麻痺した顔と発話障害のある売れない俳優が脚本を書き、自身が主役を演じることを条件に大手映画会社にそれを売ろうとする」「彼は、人生が変わるような金額のオファーを断り、賃金の低い仕事をしながら、自分が主演でその映画を作ろうとする」「その映画は1976年最高の興行収入を記録するヒットを果たし、アカデミー賞に10回ノミネートされ、作品賞を獲得した。これはアイコニックな映画『ロッキー』製作の実話である」

ファレリー監督は、ピーター・ギャンブルの脚本を基にした同新作で、元ワーナー・ブラザース会長トビー・エメリックらやクリスチャン・バハと製作も担う。

『ジム・キャリーはMr.ダマー』で初めてファレリーと一緒に仕事をしたというエメリックは「無名のスタローンが『ロッキー』に主演したように、ピーターは、その1回のチャンスを必要としているもう1人の俳優を『アイ・プレイ・ロッキー』に向けて世界中で探す予定です。彼ができることを世界に示すために」と語っている。

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