ASTROのチャ・ウヌ、ムンビンの「思い出を生かし続ける」ために『エンティティ』を作詞

ASTROのチャ・ウヌ(27)が、亡きグループメンバーのムンビンの「思い出を生かし続ける」ために『エンティティ』を書いたと語った。

ムンビンは昨年4月、25歳という若さでソウルの自宅で死亡しているのが発見された。チャ・ウヌは、エモーショナルな自身のソロデビューEPについて、出演した韓国のトーク番組『ユ・クイズON THE BLOCK』でこう語った。「昨年は僕にとってとても辛い年だった」「連日連夜の撮影とレコーディングの後、ムンビンの視点を反映させようと歌詞を書いたんだ」「人は簡単に忘れてしまう。それを考えるだけで本当に腹が立つ。ムンビンのことを書くことで、彼の思い出をより長い間生かすことができると思ったんだ」

仲間を悲劇的に失った後、活動を休止しても良いと言われたが、変わりにチャは韓国ドラマ『ワンダフルワールド』のソンニュル役を引き受けた。「ソンニュルに縁を感じたんだ......彼のバックストーリーが僕の心を打った」「自分の世界が崩壊しないように、自分を奮い立たせて頑張らなければならないと感じた。所属事務所からは休んでもいいと言われたけど、『ワンダフルワールド』をやりたかったから、結局それをやったよ」

同作は、ひき逃げ事故で息子を亡くし、人生が崩壊した作家兼教授が復讐を果たし、刑務所に入ることになるというストーリー。悲しみ、罪悪感、救いというテーマを探求しており、最後は「世界がもっと平和になり、喪失の痛みを抱えた人々に愛情深くなることができますように」という痛烈なセリフで終わる。

チャ・ウヌは「これは一生自分の中に残るものだと思う。だから、もっと努力して、ムンビンのためにもしっかり生きて行くよ」と語った。

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