堂本光一『SHOCK』単独主演記録1位達成 今井翼もサプライズ登場「40代の鑑」と尊敬

『Endless SHOCK』キャスト陣の集合ショット【写真:ENCOUNT編集部】

梅田彩佳、森公美子、前田美波里も登場

KinKi Kidsの堂本光一が主演を務めるミュージカル『Endless SHOCK』が9日夜の部が上演され、国内演劇の単独主演新記録となるシリーズ通算2018回目公演を達成した。カーテンコールには『SHOCK』の歴史を彩るスペシャルゲストとして今井翼、米花剛史、町田慎吾、屋良朝幸、梅田彩佳、森公美子、前田美波里らがお祝いに駆けつけた。

2000年11月の初演『MILLENNIUM SHOCK』以来、光一が国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける『SHOCK』。今年4月22日の昼公演(『Endless SHOCK』本編)で、『SHOCK』単独主演記録2000回を達成し、国内のミュージカルにおける単独主演記録1位を更新した。そして、この日の夜の部で国内演劇の単独主演記録(これまでの記録は、森光子さん主演『放浪記』の単独主演回数2017回)を超え、単独1位となった。

カーテンコールで光一は率直な思いを語った。

「オープニングでも言いましたように、この2024年でSHOCKは幕を下ろそうという決断を致しました。2000年から始まりまして、当時は21歳。ここまで長くやらせてもらえるなんて全く思ってませんでした」

そして、「今日は2018回目の公演。実感は全くありませんけどもオープニングから温かいものを感じて、とにかく自分はいつも通りやろうと。でも、公演自体はまだまだ先は長いです。地方公演もありますし、また帝劇に戻ってきます。頼もしいメンバーとともに最後まで走り抜けたいと思っています」と意気込んだ。

その後、舞台上では2000回突破の際にも行っていた記念のくす玉を割り、大量の紙吹雪を浴びた。垂れ幕には「よっ 日本一! 光一!!」という大きな赤文字が書かれていた。

サプライズはまだまだ終わらない。第15代リカ役の梅田彩佳、オーナー役の森公美子、前田美波里がそれぞれ6本のバラの花束を持ってサプライズ登場。森は「前人未到の2018回。これ誰も超える人はこれから出てこないと思います。これはギネスにも載るかもしれないですね」と想像した。

さらに2000本のバラで作られたアーチとともにライバル役を務める中山優馬、KAT-TUNの上田竜也が登場。梅田、森、前田から贈られたバラをあわせてトータルが2018本となった。

続いて初代ライバル役を務めた今井や歴代の米花、町田、屋良が登場。観客からは大きな歓声があがった。光一からハグを求める場面もあり、再会を大いに喜んでいた。光一は「やばいね、これ。いろんなものを超えた形がここにあって……」と懐かしんだ。

今井は「僕は2000年のときに初めて帝国劇場のステージに立たせていただいて。本当に光一くんは今でも舞台に立ち続ける姿が本当にかっこいいなと思います。40代の鑑です」と尊敬のまなざしを向けた。

なお、カーテンコールには光一のほか、timeleszの佐藤勝利、乃木坂46の中村麗乃、ふぉ~ゆ~の越岡裕貴、松崎祐介、島田歌穂らも出席した。ENCOUNT編集部

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